Sri Tulsi Ji : The Incomparable Queen of Herbs
トゥルシー : 比類なきハーブの女王
日本では、まだ知名度の低いホーリー・バジル(トゥルシー)ですが、
海外のホーム・ページでは、その効能、他が、詳しく掲載されています。
ホーリー・バジル(トゥルシー)を、より良く知っていただくために、
英文と和訳を掲載させていただきました。
英文(オリジナル) | ||||||||||||
|
和 訳 |
上記の英文を、プロの翻訳者に翻訳していただきましたが、専門用語に関しては、誤訳の恐れがある箇所は、あえて英文そのままを活用させていただきました。 |
注意:これは、専門雑誌「ライトオンアーユルベーダ」の記事からの抜粋です。全文のお問い合わせは、www.loaj.comまでお願いします。 トゥルシー、白髪、中毒、痛み、ツルスィアロマテラピー、と子供たち、虫と寄生虫、スキンケアーについての情報は、全文に掲載されています。 トゥルシー :比類なきハーブの女王 「ライトオンアーユルベーダ」出版 五千年以上もの間、トゥルシーは、インドの癒しのハーブの中で、最も大切で、真に伝説的なものの一つである、と言う評価を集めてきました。通常の幸福から急性の深刻な平衡異常まで、トゥルシーの幅広い治癒能力は、何百万人もの人々に日々活用され、称えられてきたのです。次に示したように、現代の調査によって、多数の伝統的に知られている作用や治療上の使用が認証されました。それには、顕著な強壮作用や抗ストレス作用、免疫システムへの強力なサポートなども含まれます。 最も神聖なインドのハーブは、ソーマ、トゥルシー、ロータス(蓮)であると言えるでしょう。そして、間違いなく、人はトゥルシーに帰依してしまうのです。たいていのハーブが女神の雛型であるとみなされていますが、トゥルシーは女神そのものである、とみなされています。ある伝説では、女神がビンダとして体現化し、クリシュナに非常に近しい帰依者として生涯を過ごし、後に、今日にいたるまで、トゥルシーとして仕えたのだ、と言われています。これがトゥルシーの持つたくさんの別名の一つ、ヴィシュヌプリア、ヴィシュヌの最愛の人、という名前の所以なのです。トゥルシーに対して高い尊敬の念を抱いているクリシュナの信奉者がいます。それゆえに彼らは、トゥルシーを薬として積極的に飲用するなど夢にも考えず、むしろ、トゥルシーの存在自体から、その癒しのパワーを得ようとするのです。そしてそのような人々は、インド各地に偏在しています。インドの最も伝統的な家屋や寺は、少なくとも一鉢のトゥルシーが置いてあり、その世話は自然と一体となり溶け合う美しい儀式、バクティヨガ、の慣例です。この儀式は、特に10月中旬から11月中旬の明るい半月の12番目の日に、すなわちカルティカ・シュクラ・ドゥワダシのトゥルシーの生誕祭やシュクラ・ドゥワダシの日に集中して行われます。 あなたは誕生日を持つハーブをいったいいくつ知っていますか。 トゥルシー・マーラー(トゥルシーの細い茎を彫刻してある108のビーズからなるネックレス)、を身につけることは、トゥルシーのパワーから利益を得る一般的な方法です。そのパワーには、精神の保護や霊的な滋養も含まれます。Padmapuranaでは、シヴァ王はこのパワーについて、賢者ナラダに言いました。 「おお、ナラダよ。トゥルシーが成長する場所ならどこでも苦痛など存在しない。トゥルシーは神聖な物の中の最も神聖な物なのである。そよ風が吹くところにその芳香が漂えば、その場所は浄化される。ヴィシュヌはトゥルシーを崇め、育てるものに惜しみない祝福を与える。トゥルシーは神聖だ。なぜなら、その根っこには、ブラフマーが住み、茎と葉にはヴィシュヌが、そして開花した花の先端にルドゥラが住んでいるのだから。」 トゥルシーは親しみ深いハーブであり、あらゆる治療によく使われます。乾燥した葉にお湯を注ぐだけのシンプルなトゥルシー茶は、私たちにとって最も楽しめる薬の一つであり、また同様に、他の植物性薬品や、治療にとってもすばらしいアヌパナ(食後の内服液)でもあるのです。トゥルシーは、咳、風、インフルエンザ、熱などの際、最初に手を伸ばす薬でもあり、また、どんな薬も利かないようなときの最後の頼みの綱でもあるのです。トゥルシーは暖かな恩恵なのです。その恩恵のおかげで人々は一年を通して、肉体的、精神的、情緒的、霊的な恩恵を享受することができるのです。 ●エネルギー論の要約 ・ Gana: Surasadi, Shcasahara, Shirovirechana ・ Guna:Laguha(光) と Rukusha(ラフ) ・ Rasa: Katu(刺激)とTikta(苦味) ・ Virya:Ushna(トゥルシーの場合における暖め。熱くない) ・ Vipaka: Katu(刺激) ・ Dosha: Relieves Kapha と Vata ・ Prabhava: 解熱 ・ Manas Tri GUna: Sattva ●「比較できないもの」の比較 トゥルシーの文字通りの意味は「無比の物」ではありますが、西洋の施術者の方々に、西洋で一般的に使われているハーブと比べてほしいと思います。 ・ 朝鮮人参やスマ、マカなどのような抗ストレス強壮剤 ・ エキナセアなどの免疫システムの効果促進 ・ にんにくやクローブなどのような抗生物質 ・ ターメリックやエルダーベリーのような抗ウイルス ・ 生姜、オレガノ、タイムなどのような消化剤 ・ ミントやアスピリンのような抗発熱 ・ セージやシダーのような防虫効果 ●ラマ・クリシュナ・バーナーの区別 トゥルシーを使う際に、最初に出る質問は、「どのトゥルシー使うべきか」、と言うものです。ラマ・トゥルシーは、白と言う意味で、スベットあるいは、シュクナとしても知られており、またクリシュナ・トゥルシは黒と言う意味で、シュヤマとしても知られています。この二つは、神聖なバジル、の種類です。ラマ・トゥルシーは緑色をしているのに対し、クリシュナ・トゥルシーは紫に近い明るい赤紫色をしています。クリシュナは、頭から毒素を一掃するような、浄化作用によく使用されます。ラマは、消化を促進するといった、dipanaのために使われます。多くの場合において、この二種は、互換性を持って使用することができます。この二つのケモタイプ(化学種)はいつ・どこで育ったかと言うことに大きく依存しており、変異可能です。そしてこのことは、アーユルベーダの主なハーブの領域、Bhavaprakashにおいて、Bhavamisraが、この二種が類似した作用を持っている、と言明したことを裏付けます。 インドを旅しているとき、私はVaidyasがクリシュナ・トゥルシーのほうが強力だ、と言うのをしばしば耳にしました。個人的には、クリシュナのほうがより辛く感じます。一方で私はラマ・トゥルシーの方により魅力を感じ、こちらの方が、よりなめらかで、自分に適しているように思われます。したがって、これらの使用は、大きく個人の好みの味に依存するものであると言えるのです。クリシュナ・トゥルシーは大きな植物です。経験から言えば、ラマ・トゥルシーが3フィートの高さ、茎0.5インチの厚みにまでしか成長しない一方で、クリシュナ・トゥルシーは6フィートの高さ、5フィートの幅まで成長し、茎は2インチ以上の厚みを持っており、それはほとんど小さな木と言えるほどのものになったこともあります。それらのトゥルシーの「木」は、いわばマーラーを作り、そして森林もしくは果樹園を意味するバーナーと言う言葉に更なる意味を与えるのです。バーナー・トゥルシーは野生のバジルで、どのケモタイプを持つかに依存する、ラマやクリシュナと同様の多くの性質を持っています。 それでは、最初の質問の答えは何になるでしょうか。私にとっては、ラマとクリシュナとバーナーの2:2:1のブレンドが答えです。 ●トゥルシーのGanas(グループ) 「Surasa」と言う同義語を使って、Bhacamisraはトゥルシーを独自のグループ、the Surasadi ganaと言うグループ、に入れました。このグループには、vidanga(スグリ)やBala(Sida cordifolia)のようなハーブも含みます。このクラスのハーブは、kaphaやkrimiharを取り除き、害虫を殺します。Bhavamisraはまた、それをBhavaprakash の花の分野であるPusupa Vargaのグループに置きました。そのグループには、ハイビスカス、バラ、ジャスミン、蓮なども含まれます。16世紀、OudaでBhavamisraと共に働いたかもしれないTodaramallaもまたトゥルシーをSurasadiのグループに位置づけました。それは、TodaramallaがKaphaや寄生虫の伝染病、鼻炎、拒食症、喘息、局所潰瘍を直す、と位置づけたグループです。CharakaはそれをShvasaharaグループに位置づけました。それらのハーブは、shvasa、咳や喘息の際の呼吸困難を取り除きます。Sushrutaは、それをShirovirechanaグループに位置づけ、頭をすっきりさせるeerhineハーブとしました。西洋の植物学では、トゥルシーは他のバジル種を含むシソ科の植物のように、そしてコレウス属(シソ科)やセリ科、オレガノ、マジョラム、タイム、全てのヒソップ類、セージ類、ミント類と同様に、ganaとして考えられています。 ●呼吸器系 呼吸器系統におけるトゥルシーの作用は有名であり、咳や風邪、特に喘息や気管支炎に有効な主なハーブの一つです。蜂蜜を入れたトゥルシー茶は、特にKaphaや発熱時に、去痰薬として有効です。Kaphaja kasa, kaphaからくる咳は蜂蜜入りの生のクリシュナ・トゥルシジュースで治療できます。Bhringarajaがこれに加えられます。新鮮な乾燥トゥルシーの濃いお茶は、治療と予防の両方に活用できます。発作の頻度やエオシン好性細胞数、唾液中の血液、肺活量を含む多くの基標を用い、15人の患者に臨床実験したところ、トゥルシーが気管支喘息にとても効果があることがわかりました。 トゥルシーの生のジュースやswarasaがお勧めです。これがトゥルシーの素晴らしい、そして適切な使用方法ですが、(インドでは、私は麦の葉と一緒にトゥルシーをジュースにします)Saragadharaは24時間乾燥させたトゥルシーを水につけておき、それを濾したものもまたよいswarasaであると教えてくれています。私のやり方は、ハーブオイルを作る方法に似ています。まず、ガラス瓶にハーブを入れて、温かいお湯を注ぎます。そしてそれをSarandharaのコースにのっとって24時間中に、数回振ります。そして通常Sri Yantraが浮き彫り細工として装飾された銅の板を広口瓶の上に置くことによってマントラやヤントラをそれに加えるのです。 ●循環器系 トゥルシーは素晴らしい心臓強壮剤で、冷たいArjunaやちょっと温かいHawthorneと複合して、toridoshicな治療をします。この治療は心臓を強くし、浄化します。トゥルシーを飲めば、なんと親しみやすく、温かみのあるハーブであるかすぐに感じられます。したがって、Bhavamisraが述べたように、古典文学においては、心臓やhrdhyoshnaを暖める利点があると言うことがよく知られています。トゥルシーはまた、asraや一般的な血液の病気、そしてそのほかの多くの特定の血液の病気を治します。二重盲式の検査で、動脈性抗血圧に関連するストレスをプラシーボ制御研究した結果、2週間で、トゥルシーの粉末が25人の患者の平均26mmHgの血圧を下げることができたのです。 ●熱 トゥルシーの特別な作用、prabhava、は、熱を下げる効力です。ある暖かいハーブは表面の熱を和らげ、それゆえに、体を冷やすことができます。しかしトゥルシーの解熱作用は、体の中心部分により焦点を合わせたメカニズムによって作用するように思われます。従って、深く古い熱、原因のわからない熱、周期的な熱を取り除くことができるのです。14世紀、Saengadharaはトゥルシーの生のジュースは黒胡椒の粉と一緒に飲むと、vishama jwara、すなわち、マラリアのような、周期的な熱を治癒すると述べています。熱に対する民族の治癒方法の一つは、玉葱とトゥルシーをココナッツオイルでいため、そのオイルが冷めてから熱のある人の頭に貼付すると言うものです。 1978年北インドにおける致命的なウイルス性脳炎の大発生の期間、トゥルシーと一般的な逆症療法を比べるテストが行われました。一日に4回2.5グラム相当のトゥルシーの粉末を投与したところ、患者の60%が完治しました。一方で、残念なことに、逆症療法を行った患者は亡くなりました。倫理的な目的のため、偽薬は使用されませんでした。90年代初頭の間、私はインドに住んでいましたが、友人たちが、年に少なくとも2度は、2~3週間完全に寝たきりになってしまうような非常に強いウイルス性のインフルエンザにかかることは珍しくありませんでした。トゥルシーがチャイの主要なお茶になった90年代半ば後は、このようなインフルエンザにかかることは珍しいこととなり、そしてもし誰かがかかったとしても、その酷さは大きく軽減されました。このことが子供を持つインドに住む家族にとって、トゥルシーを「マストアイテム」にしたのです。 ●消化 トゥルシーは消化を促進するハーブdipanaであり、食欲促進薬、消化剤として作用します。ラマ・トゥルシーの根や葉を、乾燥したしょうがと共に煎じ薬として取ると、消化不良をすばやく改善します。多くの消化薬が生姜、クローブ、黒胡椒の粉末のように熱いものであるのに対して、ミントなどのように冷却作用のあるものもあります。しかしトゥルシーは熱いのではなく、暖めると言う効果を持つので、典型的な消化剤に比べてよりtridoshicなのです。トゥルシーは拒食症、嘔吐、腹痛、下痢の原因になる寄生虫の除去を含む消化器系の治療に使われます。水に漬け込んだトゥルシーの種は、赤痢に効くプリン、kheer、を作るのに使います。ドイツでは、バジルの種入りのヨーグルトが売られていて、それは様々な健康状態に対して素晴らしい効果を与えます。 アーユルベーダは、全ての人の消化や形質転換を行うのはたった一つの消化の力、すなわちアグニ(火の神)しかないことを認識しています。トゥルシーは珍しい「消化力を持つもの」の一つで、食物を消化する「炎」から、プラーナのアグニ、五感のアグニ、消化物の感覚が精神的な知覚にインプットされ、知的な概念構成や信念のシステムにまで入り込むような心のアグニのレベルといった、どのようなレベルにおいてもアグニを刺激し、強化するのです。トゥルシーは、魂レベルのアグニ、すなわち、ジャイナ(命)・アグニをも刺激して、心を超えて作用するのです。我々が人間と呼んでいる、「意識のpanchkoshicな媒介物」、の行いを最大限に利用することによって、それらの価値の大きな可能性を達成する事に興味を持った誰に対してでも、トゥルシーの大いなる肉体的、情緒的、精神的価値にとって、トゥルシーとアグニの密接な関係が、一つの手がかりとなるのです。 ●強壮剤としてのトゥルシー 強壮剤は、ストレスに対する組織的な反応を改善させるハーブであり、更なるスタミナ、ストレスの減少、より強い免疫システムを享受することができます。アーユルベーダに特有の表現では、Ojasを増やすほとんどのハーブがAshwagandhaやGuduchiのようなハーブのように、強壮剤と呼ばれています。多数の研究結果が、トゥルシーが第一の強壮剤であることを示しています。T細胞活動の活発化が見られたため、特にトゥルシーの強い抗ウイルス作用を考慮し、トゥルシーはエイズ治療においての更なる調査における研究対象とされている。また、慢性疲労症候群に悩まされている27人の男性にプラシーボコントロール実験が行われ、3ヶ月間、一日500㎎のトゥルシーを服用した者からは素晴らしい結果が得られました。 ●耳・目・鼻 マスタードオイルでトゥルシーを調理し、それに生のにんにく汁を加えたものを耳に当てると、この暖かい薬用オイルは耳の痛み、特にkaphaja karma sula、kaphaそのものの耳の痛みをとります。このようなちょっと暖かい治療薬を作るのが私は好きです。それを冷ます課程で、エネルギーを放出し、統合することができるからです。そして、それが出来上がるまでには、いろいろなものが交じり合ったものではなく、一つの統一体を使う事になるのです。 結膜炎を治療するためには、蜂蜜を混ぜたトゥルシーのジュースが使われます。それは両眼の洗眼剤、もしくは、目の下の繊細な皮膚を洗うためのものとして使われます。美容面では、皺を少なくすると言う利点があります。子供たちの、急性の結膜炎の場合、Kashyapaは、トゥルシーとジャスミンの葉とリコリス、そのほかのハーブから作られた点眼剤の三日間の使用を薦めています。目の痛みには、ヤギのミルクにトゥルシーを入れたものが使われます。トゥルシーはまた、pratisuyaya、すなわち鼻炎にも使われます。 ●現代のアーユルベーダ専門家の言葉 アメリカにヨガを紹介したほとんどの人は、ReishikeshのSwami Sivanandaの弟子でした。Swami Sivanandaはアーユルベーダの素晴らしい医師でもあります。彼は、クリシュナ・トゥルシーがより強い薬効を持ち、一般的なトゥルシーはKaphaに関わる如何なる病にも有効であると感じています。Muni-ki-retiの北方の丘にあるフォレストアカデミーで過ごした後、私は、Sadhanaからたくさんの蚊や蛇の数が減ったことを証明できたました。 (※この部分は前後関係を見ると意味をなさないように思えますが、このようにしか約すことができませんので、あえて赤で記しました。ご検討ください。)そして実際彼は、ガサガサという音で邪魔されるのを最小化するためにトゥルシーの中で瞑想することを薦めています。彼はまた、Rinhikeshモンスーン地方においてはよくある、蛇やさそりにかまれた場合においても、小さじ一杯のトゥルシーの汁を飲み、トゥルシーの汁を擦り付けたトゥルシーの葉をすり合わせて患部に当てて治療をします。 今日西洋人にとってどのアーユルベーダの本が良いか、と言えば、デービット・フローレイ博士とヴァサント・ラッド博士がトゥルシーについて書いた「ハーブのヨガ」と言えるでしょう。言い換えると、「その品質は純粋な薩タ(純質・サットヴァ)です。・・・心と精神を広げる。オーラを清め、免疫システムを強化し…自然の神シヴァの精液である自然の水銀を含み、純粋な認識の種の力を与える。・・・プラーナと感覚の鋭敏さを増す。・・・肺からKapah を腸からVataを取り除く。蜂蜜入りのトゥルシー茶は心の明快さを向上させる。」、と言うものです。 ロバート・スボドーヴァは、彼の本「Praluruti」の「犠牲の錬金術」の章で、宇宙の力の原理、別の言い方をすれば神や女神の力の原理、と植物の関係を示しています。彼は、Satya Narayana Pujaについて書いていますが、その中で、1000枚のトゥルシーの葉っぱがマントラの「装置」によって加工され、宇宙原則の保護ヴィシュヌに差し出される、と述べています。ギーで調理された小麦の粒、シーラはこれらの葉と共に取り上げられます。この特別に力を与えられたトゥルシーと共に全てのagnisに火をつけると、これらの同じagnisがシーラによって強化され、命を延ばす深いプロセスrejuvantionが起こるのです。 ●服用量 一般的に、典型的な服用量は、生の葉のジュース10~20ミリリットルです。しかし、西洋のほとんどの人々は家にトゥルシーの鉢植えがある喜びを享受できてないと思いますので、次のようなハーブの煎じ薬をお勧めします。16オンスの水の中に、1オンスのドライハーブを30分間煮出し、1日3回5オンスずつ服用します。世界でも最も顕著なトゥルシーの科学者の一人であるNarendra Singh博士は、もっと少量の服用を勧めています。それは、数ヶ月間、1日2回、2gの新鮮に乾燥させたハーブの服用です。単にティーバッグから注がれた一杯のお茶が素晴らしい予防薬になり、多くの穏やかな治療にとって直接的に働く良い薬にもなるのです。先に述べたように、トゥルシー茶はアヌパーナ、すなわち他の多くのハーブや治療のための媒介物としてとても優れた支持療法的ハーブなのです。 ●要約 トゥルシーは何千年も前にヒンドゥー教の賢者によって、インドの素晴らしい癒しのハーブの一つとして受け入れられました。このハーブは健康や治癒にとって非常に良いものであるので、神そのものであるといわれています。ほとんどのハーブが2~3種類の病気にしか使えないのに対して、トゥルシーは何百と言った重病にも薦められ、実際、日常の病気予防薬としての使用も広く推奨されています。Vedicの崇拝儀式の欠かせない八つのアイテムの一つとして、トゥルシーは制定されています。そして、その顕著な癒しのパワーを容易に誰もが受けられるように、全ての家や寺院がその近辺に少なくとも一つのトゥルシーの低木を持つ事になっています。現在でもなお、トゥルシーはインドのほとんどの家の周りに植えられているのを見ることができますし、治癒、宗教、精神性、文化、装飾用の審美性においてのその継続する重要性のために最も崇められているハーブなのです。現在西洋においてさえも、その名前の一つSulabha、「容易に入手可能な」、のように、簡単に手に入れることができます。 ●謝辞 ラクナウのNarendra Singh博士に対し、トゥルシーについての素晴らしい業績を共有させていただいた事に感謝いたします。この記事に引用したほとんどの科学的著述は、彼の高く評価された著書、「トゥルシー:ザ・マザー メディスン オブ ネイチャー」からの抜粋です。科学者といえば、西洋の科学的な本の中にも、トゥルシーについての何百もの素晴らしい文献があるかもしれませんが、アーユルベーダの科学者や賢人たちの独創性にとんだ業績から来る永続的な知恵に、私が焦点を合わせたことはご承知の通りです。また、同じく、デイビッド・フラウリー博士、Dinesh Sharma博士、そして、「ライト オン アーユルベーダ」のスタッフの皆様に対し、校閲していただき、感謝申し上げます。最後に、BhavaniとBharatmitra Levに対し、彼らの長年の功績と純粋なトゥルシーを世界中で手に入れられるように寛大な助力をされたことにmaha kudosを。 ●経歴 90年代のほとんどをインドで、ヴェーダーの科学を学んだのち、Prashantiは現在アーユルベーダのRishikesh大学、ayurishi.com、Petaluma Genesha財団、Genesha財団基金のスタッフであり、omorganics.com.という、1993年以来のインドとアメリカでのアーユルベーダの有機ハーブプロジェクトの管理を手伝っている。
|
★ナチュラル・ライフ | HOMEへ | ★英文ホーム・ページ② |