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現在、準備です。

最初のホーム・ページのトップ・ページに掲載していたのが、以下の文章です。

 

2002年10月2日(水)17時頃の出来事

  ある男が、前夜、関東地方を襲った戦後最大の台風による被害で折れた枝を片付けていた時、誤って約3メートルの石垣から落下してしまった。怪我は意外に酷く、左足の大腿骨が骨盤を突き抜けており、9時間に及ぶ手術の後、3ヶ月の入院生活を送りこととなる。三年前に大都会東京を脱出し、南房総の館山市に移住。二年後の9月末に念願であった築150年の古民家と畑を鴨川市の山中に借りることができ、自然農をベースに、自給自足の生活をスタートさせようとした矢先だっただけにショックは大きかった。退院後、職を失い、途方にくれながらも、当面はリハビリーと畑仕事に専念することを決意し、痛む足を引きずりながら、畑を耕していたのである。

そんなある日、福島の知人でアーユルヴェーダ薬草園の主が、男の家を訪ねて来た。アーユルヴェーダを知らぬ男は、「長年患っている喘息を治す薬草はないのか?」と尋ねると、薬草園の主は、ホーリー・バジルの乾燥葉を手渡し、「お茶にして飲んでみろ。」と言った。男は、西洋医学、漢方薬を始め、ありとあらゆる治療をして、なお50年も患っている頑固な気管支喘息が、ハーブ如きで治るものかと高をくくっていたが、その甘い香りと飲みやすさに、毎日飲み続けていると、何と不思議なことに喘息の発作が軽くなってきたのである。悩めるウサギの誕生であった。


 日本では、入手困難なホーリー・バジルの種を分けてもらった男は、友人と二人で栽培を計画。畑は、近隣の親切な大工さんが、南斜面の畑300坪を提供してくれた。男と友人は、ホーリー・バジルのお茶の販売に着手した。イメージデザインに、
バタフライ』と言う本の表紙に描かれている蝶の絵が気に入り、著者に相談を持ちかけると、文中のイマジナルと言う言葉を、会社名として使用することをアドバイスしてくれ、且つ、デザイナーまで紹介してくれた。

早速、男と友人がデザイナーに会いに行くと、デザイナーは、その朝、瞑想をしていたら〈奇跡は神様が起こすものではなく、人間が起こすものだ。〉とのメッセージを、宇宙から受け取ったばかりとのことで、イマジナルの商品デザインを引き受けることを快諾してくれたのだ。

  夢の始まりである





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