6月号:夢は、ホーリー・バジルに特化した『美と健康』の館
植物に囲まれた 札幌のホワイト・ハウス? 春の陽射しの中で 光輝く看板 |
オーナーの対馬あゆみさん ホーリー・バジルを使った 商品群 |
玄関脇には、6月だと言うのに、 ホーリー・バジルの花が咲いていた。 ここは、マジカル・スペース!! 森の空気と音の空間 ホーリー・バジルの花芽好きの カナリヤが、お出迎え |
特製のスチーム・サウナ お試しあれ こちらも特製のシロダーラ |
イマジナル販売店探訪 2015年6月号 |
ピンチをチャンスに変えた癒しのオーガニックヘアーサロン『Ayunatural(アユナチュラル)』 ドアを開けるとまるで、豊饒の森に迷い込んだような空間が広がる。たくさんの植物とヒーリング・ミュージック、鳥の鳴き声、水琴窟の妙なる調べまで聞こえる。ホーリー・バジルの花芽が大好きなカナリアもかわいい黒眼でお客様を迎える。森の空気、音、使用する水にまでこだわり、より自然に近い状態で、お客様をリラックスできる状態お迎えすることが、オーナーである対馬あゆみさんのコンセプトであるが、これが、裏目に出たのが、以前のお店であった。 対馬さんは、東京から北海道に帰郷し、マンションの一角を借りて営業を行っていた。部屋だけでなく、ベランダにもたくさんの植物を植えて、窓から見える景色まで、自然に近い状態にしていた。これが、マンションのオーナーとのトラブルの原因となった。オープン以来、お客様に馴染んだ場所を移転することは、営業上、大きなマイナスとなる。思い悩んだ彼女は、暖かい本州の地も移転先リストに加えて新天地を探し求めたそうだ。 「MOMO」のオーナーの相川女史のアドバイスもあり、もよりの不動産を訪ねると願ってもないような好条件の物件が、彼女を待っていたのである。真っ白な一軒家は、すでにベランダには、たくさんの植物が植えられており、お隣の御婦人も大の花好きで、お隣の敷地には、色とりどりの花が、陽を浴びて輝いていたのだ。一階は、サロンにするには、十分なスペースであった。やはり「想念は、現実化する。」のである。 対馬さんの夢は、ホーリー・バジル(トゥルシー)に特化した「美と健康」の施設の建設である。現在は、その夢の階段を登っている渦中であろうか。 パンフレットには、「天然ヘナ」と「聖なる薬草ホーリーバジル」 天然素材の植物(ハーブ)の力で、美容と健康と癒しをサポートするリラクゼーション・ナチュラルビューティーサロンと記されています。心と体を癒し、満たされた心で体の内側から美人に導く、新感覚のサロンである。 対馬さんは、上京後、美容師として、原宿、六本木で、活躍していた。ところが、お客様のヘアーは、美しくなる一方で、逆に彼女の手は、荒れ放題であった。毎日、クリームを塗りながら、お店に立ち続けた彼女であるが、何か違和感を感じ始めていたそうだ。「どこがおかしい。何かが違う。」心と体のバランスが崩れた彼女は、化学製品をあまり使う必要の無い、タレントやモデルのヘアー・メーク・アーティストに華麗に転身した。この仕事なら、手荒れも無く、自分の特技が活かせると思ったからだ。しかし、そこも安住の地ではなかった。 心身共にボロボロの状態で、故郷の北海道に帰郷。一縷の望みを求めて、アーユルヴェーダ治療を行っている祐天寺の「ハタイクリニック」に通院。クリニックの待合室で、イマジナルのホーリー・バジルのお茶と出会う。イマジナルから種を取り寄せ、友人の谷口さんに栽培してもらう。大矢氏のアーユルヴェーダ薬草園、バリ、インド、南房総を訪ね、自分が求めていたものを得たのである。本場バリ仕込みのバリマッサージと、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を融合させ、日本人向きにアレンジしたオリジナル施術が誕生した。 サロンは、完全予約制で、パーソナル・ケアーを目的としているので、お客様同志が出会うことはない。ゆったりとしたお客様だけの至福の時間を提供している。カットは、東京仕込みの腕前であり、髪染めは、インド産のハーブ、ヘナを使用。ヘナが染まるまでは、40分ほどかかるが、ここで登場するのが、お手製のスチーム・バスである。ベッドの下からは、ホーリー・バジルが燻され、全身をやさしく包む。上からは、ホーリー・バジルをベースとしたアロマの香りが流れてくる。 ヘア・ケアー、トリートメント、化粧水等、全て身体に安全な商品が使われている。それだけでなく、ホーリー・バジルを活用した、石鹸、ボディー・ソープ等、次々と自己考案で、新商品を開発しているのである。 ケミカルな商品は、安価でお手軽であるが、身体に入るといろいろないたずらをする。長く使い続けると健康障害になる可能性が高いのである。化粧品を多く使う女性は、要注意であろう。いくら高級化粧品で塗りたてても、同時に、毒素を皮膚から吸収し続けると、肝心な健康を阻害してしまう。天然素材が、人間の体には、最もマッチしているのである。 【記者の突撃体験】 記者は、若い時から白髪が多く、若い時は、ケミカル商品で、黒く染めていたが、染めた後には、必ず、頭痛と胸やけがするのを我慢して仕様していたが、中年から、健康のために、ヘナ染めに変更。 しかし、このところ多忙と素人の悲しさで、黒、茶、白の三色頭となっていた。不憫に思った対馬さんが、染めてくださることになったが、4時間くらいかかるとのこと。帰京のフライトの関係で、ショート・カットで、無理なお願いをする。 手際よく、髪をカットしてもらった後、対馬さんが、丁寧にヘナを全ての指を使って、髪に練り込んでくれる。その後、念願のスチーム・バスに入る。背中に敷かれた竹の間からホーリー・バジルの芳香が全身を包む、顔の方には、ホーリー・バジルをベースとしたアロマの香りが香ってくる。この余韻を楽しむ間もなく、私は、過去にタイム・スリップした気がする。夢ではなく、前世の世界に飛び込んだような不思議な感覚を味わった。 最後は、ドレッサーで、髪を整えてもらうのだが、眼前には、以前の住人であった老人が、丹精込めて育てたベランダの草花が広がる。 せわしい世間から隔絶された空間は、正しく贅沢そのものである。このようなサロンがある札幌の住民が羨ましいと言うのが実感であろうか。
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Ayunatural
お店の名前 |
オーガニックヘアーサロン Ayunatural(アユナチュラル) |
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店名の由来 | アーユルヴェーダのアユとあゆみさんのあゆに 自然を意味するnatuuralをプラスした造語 |
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開店 |
平成19年5月 |
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オーナー |
対馬 あゆみ 様 |
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住 所 |
〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西24丁目3-5 |
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電 話 |
011−631−6627 |
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メール・アドレス |
ayu.natural@i.softbank.jp |
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ホームページ |
http://ayu-natural.org | ||||
定休日 |
水曜日 |
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営業時間 |
完全予約制 11時〜 | ||||
お店のポリシー |
植物を使ったセラピーを行うサロン |
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お店の売り |
アーユルヴェーダをベースとしたヘアーサロン |
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人気商品 | イマジナル商品と独自に開発したホーリー・バジル商品 | ||||
ホーリー・バジルに関して | |||||
出会い | 祐天寺のハタイ・クリニックで、イマジナルの商品に出会う。 種を入手して、知人の農家に依頼して栽培。 |
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販売方法 | お店に展示し、お客様を中心に販売 | ||||
効能 | 看護士さんが、病室の消臭と浄化に、ハーブ・ウォーターを活用。 |
※ひと口コメント:アーユルヴェーダでは、心と体と魂のバランスを崩すと
人は、病気になるとしている。
そして、ハーブ等のナチュラル・パワーを活用して
バランスを元に戻して、健康にする。
アユナチュラルでは、サロンを森の空気で、室内を浄化し、
心と魂を癒し、
ヘナやホーリー・バジルのハーブを活用し、
現代社会で疲れた体とヘアーを健康に導いている。
正しく、現代版、アーユルヴェーダ・サロンであろうか。
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